回転式ダンパー[製品説明]

回転式ダンパー[製品説明]

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キネトロール ロータリー(回転式)ダンパー

回転式ダンパの用途

・振動制御
・速度調整
・衝撃吸収

英国Kinetrol社製回転式ダンパー(ロータリーダンパー)は、シリコンオイル密閉式のダンパーです。

リニアダンピングだけでなく、一般的なダンパーやショックアブソーバーやダンパーでは難しい

回転型ダンピングを可能としました。

 

ロータリートルクダンパーはエネルギーを熱に変換して外部放出する為、

出力トルクは速度に比例し、ダンピング能力を常に一定保持できます。

 

さらに、特殊ダイアフラムを設置し、内部に完璧なシーリングを施す事により、

温度による影響を限りなく低くして、高出力で正確なダンピングを実現しました。

 

60度回転型、180度回転型、連続回転型があり、

必要トルクと回転数に応じたモデル選定が可能です。

 

納期

弊社在庫に無い商品取り寄せの場合、

ご注文をいただいてから15~17週+輸送日数を納期としております。

輸送にかかる時間は以下の通りです。

・海上の場合  約7週間

・航空の場合  1.5~2週間

 

航空便をご指定の場合は、別途航空運賃費用が発生しますのでご了承下さい。

 

①最初に明確にしておかなくてはならない点として、ダンピングレートとトルクとは全く違う事です。ダンピングするべきレートとは、トルクを回転スピードで割ったものです。すなわち、200kgf・cmのトルクで回転する物体のスピードが5rad/secであったならばこの物のダンピングレートは、200kgf・cm÷5rad/secで40kgf・cm/rad/secです。

②回転体のトルクの計算として、中心から10cmのレバーを取りつけてダンピングを行おうとする時、10cmの地点に1kgの力が加わって作用する時のトルクは10cm×1kgで10kgf・cmです。すなわち、ダンパーの力を一定にしてもっと小さなダンピングレートを必要とする時は、中心と作用点の距離を長くとることです

③大別してロータリートルクダンパーには2種類あります。1つは駆動角60°及び220°のタイプ。他の1つは、連続回転タイプです。60°及び220°のタイプは、回転羽が固定子に対して60°及び220°だけ動く構造です。このタイプには両方向に抵抗値を持つもの(DD)時計方向片側ダンピング(FAC)反時計方向片側ダンピング(FC)の3種類があり、その違いは内部装着のバルブの有無ならびに取り付け方向によるものです。連続回転タイプは、多数のミゾを付けた回転子と固定子との間のシリコンオイルがせん断される時に抵抗力を生じます。そして回転子と固定子との相対速度とシリコンオイルの粘度とが組み合わさって種々のトルクが生み出されます。又、回転子と固定子とのすき間の幅と、油の粘性膜のせん断面積とを調節器で加減して抵抗力を変化させます。

④ダンピングレートの決定については計算方法が最終ページに表してありますが、60°タイプであれば、まずある程度の机上計算をした後、標準レバー長3インチのものを、調整可能なKD-Aタイプで実験することをおすすめしますし、連続回転タイプであれば、明記されたグラフにより、必要な回転数を横軸に(rpmあるいはrad/sec)、必要なトルクを縦軸に取りその交差点より最適なシリコンオイルの粘性を選びだし、調整可能なS-CRD,T-CRDタイプで実験することおすすめします。


 N-CRDロータリートルクダンパー

 

公式(Nm/rad/sec)= FLt^2/d

F=レバー先端に加わる力または重量(N)

L=ダンパーシャフト中心からレバー作用点までの距離(m)

d=レバーの駆動距離(m)

t=レバー駆動距離感の移動時間(秒)

 

公式(Nm/rad/sec)= T^2/W

T=シャフトに加わるトルク(rad/sec)

W=回転スピード

公式(Nm/rad/sec)= MVL^2/d

M=質量(kg)

V=加速度(m/sec)

L=ダンパーシャフト中心からレバー作用点までの距離(m)

d=レバーの駆動距離(m)

 

単位変換:1rad=57.30

1Nm=8.85lbf・in=10.195kgf・cm

9.81N=1kgf=1KP=2.2lbf

1RPM=0.1047rad/s

1lbf=4.45N

1lbf・in=0.113Nm=1.152kgf・cm


公式(Nm/rad/sec)= MfL^2/0.08

M=質量(kg)

f=振動周波数(Hz)

L=ダンパーシャフト中心からレバー作用点までの距離(m)

KDタイプ調整可能範囲

:A1=0.09-1.1Nm/rad/sec

:A2=1.1-11Nm/rad/sec

:A3=11-120Nm/rad/sec

:A4=28-280Nm/rad/sec

 

 ロータリートルクダンパーダンピングレート計算方法
  (応用例にしたがって以下より数値を出してください)(Nm/rad/sec)

 

ソレノイドダンピング

F=ソレノイド吸引力=10N

d=ソレノイド駆動距離=25mm=0.025m

L=レバー長=75mm=0.075m

L=希望駆動時間=5秒

公式前項(1)=11.2Nm/rad/sec(=99lbf・rad/s)

 

※KD-A2をおすすめします。

 

速度遅延コントロール

重量=1kg

プーリー半径=50mm=0.05m

希望スピード=100mm/s=0.1m/s

トルクT=9.81×0.05=0.49Nm

回転スピードW=0.1m/s÷0.05m=2rad/s

公式前貢(2)=T/W=0.49÷2=0.245Nm/rad/s

S-CRDのトルク/スピードグラフより、

 

※S-CRD-12500をおすすめします。

エンドストップの衝撃吸収コントロール

移動物の質量M=10kg

加速度V=1m/s

減速に必要な距離d=50mm=0.05m

レバー長L=75mm=0.075m

公式前貢(3)= 1.1Nm/rad/sec(=9.7lbf・inrad/s)

(注)最大回転スピード=1m/s÷0.075m=13.3rad/s

最大トルク=13×1.1=14.7Nm(=130lbf・rad/s)

※ KD-A1をおすすめします。

振動吸収

物体の質量 M=10kg

振動周波数 f=20Hz

レバー長  L=100mm=0.1m

公式前貢(4)= 25Nm/rad/sec(220lbf・inrad/s)

※ KD-A3をおすすめします。